月曜日、午前中のお客様をお送りし、facebookを
覗くと、ある方が、

【また来てる
翔子さんの書には龍がいっぱいいる】

と書き込まれているのを目にしました。

翔子さんとは、

【金澤翔子さん】
詳しくは右こちら!

ダウン症の天才書家としてご存知の方も多いのでは
ないでしょうか。

その翔子さんの書展が、浜松にある龍雲寺さんで、
ご自身が30歳になられた記念に奉納された
縦4m、横16mにおよぶ、世界一大きな般若心経
の公開を中心に開かれていたのです。

と書いたものの、実は私、恥ずかしながら翔子さんの
事を、それまで全く存じ上げておりませんでした。

【また来てる
翔子さんの書には龍がいっぱいいる】

と書き込まれた方は、期間中4回目との事で、facebookの
タイムラインにあがってくるたびに、何か惹かれるものを
感じていました。

その展覧会は、月曜が最終日。

ご本人も来場されている。

そして、夕方まで時間が空いている!!

となれば、

【Let’s Go】

ですよね(笑)

10月26日からの来場者は、1万人を超えたそうで、
この日も本当に沢山の方が来られておりました。

会場である、龍雲寺さんは美しく、大変素敵なお寺で、
又ゆっくりと参拝させて頂きたいと思います。

こちらが、世界一大きな般若心経。

こちらは、今後常設展示されるそうで、いつでも
拝観可能だそうです。

翔子さんのサイン会も開催されていましたので、私も
頂きました。

サインを頂いた後、横におられた上品な女性から、
(大変失礼ながら、その時点では、その女性がお母さま
であるとは知りませんでした)

【握手をなされて下さい】

と仰っていただいたので、翔子さんに両手を差し出しました。

この握手という、触れるという行為は、その方のエネルギーを
感じるには最適な方法であると思っております。

翔子さんの手に触れると、とてつもない笑顔としか表現
できないのですが、とにかく一瞬、

【ニコッ】

とした表情を私に向けられたのです。

【柔らかな日差し】

そんなイメージでしょうか。

そのエネルギーは、どこまでも柔らかいんですよね。

この感覚は、これまでに味わった事のないものでした。

上手く伝わるか分かりませんが、例えると、

【一つの球体があり、それはとても、とても柔らかく、その球体に
矢が飛んできたとしても、決してそれを跳ね除けたり、ましてや
自らに到達する前に迎撃するような事はありません。

それらの為の準備があらかじめされている訳ではありません。

物凄いスピードで飛んできた矢は、球体に触れた瞬間にその
速度は消滅し、球体の中心へと導かれて行きます。

同時に7本の矢が飛んできたとしても、球体に触れると、その
中心へ導かれる速度は一定です。

早い、遅いという概念もなく、ただス~~ッと!

そして、その中心へと向かう過程の中で、いつしかその攻撃の
為に飛んできた矢のエネルギーは消滅していく。】

とこんな感じでしょうか。

【全てのエネルギーを受け入れた上で、それらを本来あるべき
姿に導く】

まさにそれこそが、

【愛】

というものだと思うのです。

翔子さんの中には、

【完全なる宇宙観】

があるように感じてなりません。

おそらくその世界は、仏教での最大の境地である

【空】

という世界。

そう感じた私は、翔子さんの作品の中にある、

【空】

という文字を探してみました。


【10歳の時に書かれた、般若心経の中の空】


【20歳の時に書かれた、般若心経の中の空】


【30歳の時に書かれた、般若心経の中の空】

そこに変化が感じ取れます。

私は、

【凡人である私でも、苦もある中で、同じ事を続けていく事
により、それぞれあるべき姿に到達できるのである】

というメッセージを受け取ったように思います。


【これも空】


【これも空】


【これも空】

本当の空という世界はただ一つかもしれませんが、人間として
の存在である私たちは、そこへの道のりは多種多様であって
良いという事なのではないかと。

【受け入れ、認めながら、自らの道を自らで決定していく】

その行きつく先は、


【円】

【縁】

【〇】

【丸】

【輪】

【和】

【調和】

【平和】

そして、そこからもたらされる世界。

それは、

【幸】

円相、〇を描く事は大変難しい事であると良く伺います。

それが、

【完全に調和した世界=宇宙】

を表すならば、簡単に描けるはずがありません。

喜びも、苦もある世界の中で、それを感じながら、
ただひたすらに今ある事を同じように続ける事。

その先にあるものは、

【幸】

なのだと思います。

そこに繋がる、

【縁】

に感謝するとともに!

ありがとうございます!