大変お世話になっている方が、こんな画像を送ってくださいました。

これは、天河大辨財天社の

【五十鈴(いすず)】

です。

縁あってお会いされた方が、天河大辨財天社で舞の奉納
をされるような方で、その際に使用される貴重な五十鈴
だそうです。

この画像を見ていると鳥肌が立つと同時に、この画像を
送ってくださった方へのものの他に、様々なメッセージが
浮かび上がって来ました。

大きなテーマは、数字の

【3】

この五十鈴は、3つの全く同じ大きさの球体が繋がり、
一つの形を成しています。

この五十鈴とは、

【天照大御神が天岩戸にお隠れになった際、天宇受売命が、
ちまきの矛(神代鈴をつけた矛)をもって、舞を舞われ、
その結果天照大御神が再び現れこの世に陽が戻った】

という神話の中で使用されたものと同様のものであると
伝えられています。

しかし、なぜこの五十鈴は、ひとつではなく、3つの全く同じ
大きさの球体が繋がって一つの形を成しているのだろうか。

【3】

というキーワードでは、こんな言葉が思い浮かびます。

【三種の神器】

【三位一体】

徳川家の家紋である、

【三つ葵】

伊勢神宮が鎮座する地は、

【三重県】

であり、奇しくもそこに流れる川の名は

【五十鈴川】

神様にお供え物を載せるのに使用する四角い台である

【三方】

立法権、行政権、司法権の

【三権】

神話で言うならば、最初に顕現した神は、

【天之御中主神】

【高御産巣日神】

【神産巣日神】

の三柱。

他にも、黄泉の国から戻った伊弉諾命(いざなぎのみこと)が、
黄泉の汚れを落とした時、最後に生まれ落ちた

【三貴子(さんきし)】

といわれる、

【天照大御神】

【月読命】

【素戔男尊】

三柱の神々。

人生儀式では、

【七五三】

神前式の挙式で行われる、

【三々九度】

その三々九度は、もともとは出陣、帰陣、祝言などの時の
献杯を指し、現在では正月や選挙の出陣式、端午の節句、
七五三、祭りなどで行われることもあり、それらの際には

【三献の儀(さんこんのぎ)】

とされます。

3・3・9度もそれぞれ加えると、15という数になります。

7・5・3・をそれぞれ加えると、15という数になります。

そして、その七五三は慣例では11月の【15日】に
行われます。

天河大辨財天社の拝殿では、この様に

二つの五十鈴が重なり吊り下げられています。

私たちは参拝の際、その五十鈴を下から見る形になるわけです。

それを五十鈴を下(逆、反対)の方から見ていると解釈すると、
その姿は

【五十ではなく、十五】

であるのかもしれません。

七五三も、三々九度も、その意味は、

【神様への感謝】

と、

【今後の決意表明】

を表すもの。

天河の五十鈴が二つ合わさっており、その五十鈴を鳴らし
その地で拝礼し、想い、願う事は、

【神様への感謝】

と、

【今後の決意表明】

の二つであると指し示して頂いているのかもしれません。

そしてそれは、

【神様があり、その神のある場所があり、そこに赴く自分】

という3つの要素が揃わなければ、想い、願う事は出来ない
という事を忘れてはなりません。

三々九度で使用される杯は、大・中・小3つの大きさの杯を
一組にしたのが使われますがそれらは、

【人・地・天】

を表しているのだそうです。

五十鈴の3つの球体があらわす意味もそうであるのかもしれません。

他にもこんな解釈ができるような気がします。

【神・人・自分】

【魂・肉体・自我】

【父・母・自分】

【先祖・両親・自分】

【自分・配偶者・子】

【過去・現在・未来】

おそらく、

【3】

という数字の持つ意味は、

【調和】

上記のそれぞれの3つの要素が、完全なる相互関係が保たれて
いるならば、それは穏やかで平和な状態であるでしょう。

五十鈴の、3つの全く同じ大きさの球体の中には、美しい音を
奏でる

玉【魂】

が入っています。

しかし、その玉だけでは音を奏でる事は出来ません。

音は、それを包むものがあってこそのもの。

その包むものが、例えばさびていたり、中が詰まっていたりすれば
美しい音を奏でることはできません。

形次第では、清らかな音を奏でる事もあれば、不快な音を響かせる
こともあるでしょう。

故に、玉【魂】をつつむ器(人間でいえば肉体)を美しく保つことにより、
本来美しいものである私たち、それぞれの魂が本来の活動をはじめる
のだと思います。

その為の要素の一つに、私たちには飲食物が必要です。

その飲食物は、

【太陽・土(大地)・水】

の3つの要素によってもたらされます。

そう認識すると結局は、それらへの感謝の念が生まれてきます。

先人たちが遺してくれているものたちは、私たちがどうしても忘れてしまい
がちな、

【感謝】

という在り方へ立ち戻らせてくれるものである。

とそう思います。

【3】

という数字。

これから大事にしていこうと思います。